訪問リハビリテーションとは
リハビリとはなんでしょう。
身体の機能回復?ADLの向上?それだけでしょうか。
私たち春の考えるリハビリは少し違うかもしれません。
患者さんは急性期→回復期を経て退院されてから、ご自宅で機能回復や日常動作がスムーズに行えるよう努力されます。
しかし、ご本人だけでは病院にいた時のように無理に体を動かそうとはしなくなります。
これが拘縮、廃用に繋がっていきます。
お年を重ねてからの拘縮、廃用はもとに戻すのが難しくなります。
そうなる前に専門家(理学療法士)が入り日々のリハビリを行います。
その結果、無理にでもお体を動かすようになり、少しづつでも動けるようになります。
動けるようになると自分でできることが増え、日々の生活の範囲が広がり、支えるご家族の負担が軽減し、日常生活が充実してゆきます、皆さんにそうなっていただきたいのです。
私たちが考えるリハビリとは「心の運動」でもあるのだと思います。
頑張って体を動かし、心も動かす。
在宅療養という少し重い環境を自らが動くことにより、より良い環境へと変えることが大切ではないでしょうか。
そのためのお手伝いをさせてください。